謹んで新春のご祝詞を申し上げます
新年あけましておめでとうございます
昨年度は、新型コロナウィルス感染拡大により不動産業界にも大きな影響がありました。一方で、菅内閣の発足とデジタル化推進・バブル崩壊後最高値27,444円の終値を付けた株式市場。大きな先行き不安とコロナ収束後の急速な経済回復への期待感が入り交じった1年間だったと思います。
日本でも今年前半にはワクチンが供給される見込みですが、最近は変異型ウィルスもあり本格的な経済回復は来年22年度以降との声も多く、厳しい1年間が続く見込みです。
このような状況の中、タイセイグループの今年の標語を BREAK THE MOLD としました。常識の型を破る・過去の経験にとらわれず新しい方法を実践しよう! という意味です。
今までの常識だけでは太刀打ちできない変革の時代の中、過去の経験を踏まえることは無論、最善の方法をDX(デジタルトランスフォーメーション)を活用し、時間価値を向上させ臨機応変な対応を心掛け、皆様の満足度向上と家主様の収益の最大化に取り組んでまいります。
新型コロナウィルスの影響だけではなく、今後も様々なことにデジタル化が進み必要のないサービスが浮き彫りになって行く中、昨年度以上にテレワーク・クラウドビジネスの普及・ネットによる情報収集・ネット消費・低価格指向・環境規制の強化が加速してゆくと考えられます。
いかに時間価値を上げるか、また持続な可能な社会の実現への流れは止まることはなく、データを分析し理解度を高めるデジタルな領域が日頃のマンション管理業務に必要とされていると同時に、最も大切な、人間の本質的な部分であるリアルな領域との両立が大切な時代になると思います。リアルな領域とは、ホスピタリティと云われるおもてなしの心です。ただ単に対価を頂くためのサービスだけではなく、「 ありがとう 」 と言って頂ける私たちの行動です。
タイセイグループでは、デジタル領域であるデータ整理や社内体制の整備・業務分析システム構築などに注力すると同時に、リアルな領域として各種業務担当部署の再構築と社員評価体制の再構築により、オーナー様・入居者の皆様に目に見えるほどの改革を、タイセイグループ全社員一丸となり取組んでゆきます。
最後に、オーナー様・入居者様・仲介業者様から 「ありがとう 」 といわれるホスピタリティ(おもてなしの心) と BREAK THE MOLD(常識にとらわれず新しい方法で何かを行う)の気持ちを忘れず今年1年間邁進してまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧ご支援ご鞭撻をお願い申し上げまして、2021年 新年のご挨拶とさせて頂きます。
タイセイグループ 社員一同
代表取締役 辻田宗一郎