2025年5月2日

4月28日の日経新聞に「銀行の融資格付け柔軟に、赤字でも成長力評価を金融庁が新指針」との記事が掲載されましたね。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB252K70V20C25A4000000/

企業が融資を受ける際に不動産など従来の担保だけでなく、技術力や知的財産、顧客販路などの事業価値全体を担保に融資を受けられ、また、赤字決算が続いていても将来の事業成長が見込めれば「正常先」として債務者区分してもらえるということのようです。

融資の担保について不動産を築年数で単純に評価することを見直す動きもでてきていますし、価値を現在の状態だけで評価せず、将来性やポテンシャルで判断する時代がもうすぐそこまできています。考えてみれば、ベンチャービジネスへの投資ではすでに当たり前のことで、その波が社会全体に及ぼうとしているということなのかもしれません。

ところで、隠れたポテンシャルを引き出すには想像力が必要です。それは、幾何学の問題で補助線を引く能力や、途中までしか語られていない話を続けて壮大な物語を紡ぐ能力や、インクの染みからイメージをキャンバスに展開してみせる能力に通じるものと思います。

想像力の翼をはばたかせて、築古の物件が見違えるほどお洒落に住みやすくなることも、
小さなコミュニティがその楽しさを推進力に大きく育ち、街全体の活気につながることも
まだそれが眼前にない時に想像することによって、ワクワクするところから始まるのでしょう。

タイセイシュアーサービスは今、自社物件でポテンシャルを引き出す事例を蓄積しています。ワクワクの具体例をどんどん作っていく。Excellet Nakamiya も 魔法のリノベも地域コミュニティ事業もその一環です。
きっとそれが、皆様の物件のポテンシャルを引き出すときに説得力ある事例となる。そう信じているのです。

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